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水のコラム

雨漏り点検の日(6月11日)に学ぶ住宅の水回りメンテナンス【水道職人:プロ】

2025年05月29日 水回り

6月11日が「雨漏り点検の日」という記念日に制定されていることは知っていますか?
梅雨入りを意味する「入梅(にゅうばい)」の時期に合わせて作られたこの日は、本格的な雨のシーズンを前に住宅の点検を行うのにちょうどよいタイミングと言えます。

雨漏りというと屋根や壁の問題と思われがちですが、実は住宅の水回り全体に深く関わってくる問題でもあります。
雨水が建物に入り込むことで配管が傷みやすくなったり、湿気で給水設備に悪影響が出たりすることも珍しくありません。

この記事では、雨漏り点検の日をきっかけに、住宅の水回りメンテナンスについて一緒に考えてみたいと思います。
梅雨を安心して過ごすために必要な点検ポイントから、プロに頼むべき専門的なチェック項目まで、分かりやすくお伝えしたいと思います。

毎年やってくる梅雨のシーズン。
ちょっとした準備と点検で、快適で安全な住環境を保つことができますよ。

雨漏り点検の日とは?

「雨漏り点検の日」は1997年に全国雨漏検査協会が制定した記念日です。
6月11日という日付は、この時期が暦の上で「入梅」にあたることが多いことから選ばれました。

入梅というのは梅雨入りを意味する季節の節目の一つで、これから本格的な雨のシーズンが始まることを表しています。
つまり、大量の雨が降る前に建物の状態をしっかりチェックして、雨漏り被害を防いでおこうというのがこの記念日の狙いなんですね。

全国雨漏検査協会では、紫外線に反応して青く光る特殊な液体を使った科学的な検査方法を取り入れています。
専用の光を当てることで液体が光って、目では見えない雨漏りの通り道や原因になっている場所を正確に見つけることができる画期的な技術です。

日本は四季がはっきりしていて、特に梅雨の時期は長い間雨が続きます。
そのため、雨漏り対策は住宅を長持ちさせるために絶対に欠かせない大切なメンテナンスの一つといえるでしょう。
この記念日は一般社団法人・日本記念日協会にも正式に認定されていて、建物を守る文化として徐々に広まってきているそうです。

梅雨前に知っておきたい雨漏りの基礎知識

雨漏りは単に「水が漏れている」だけの問題ではありません。
住宅全体に深刻な影響を与える可能性がある重要な問題ということを念頭に置いておきましょう。

雨漏りが住宅に与える影響

雨漏りが起きると、最初に目につくのは壁や天井にできるシミや、壁紙が剥がれてくることです。
でも、本当に怖いのは目に見えないところで進んでいく被害の方なんです。

木造住宅の場合、雨水が柱や梁といった大事な構造部分にしみ込むと、木が腐って建物全体の強度が落ちてしまいます。
また、湿気がたまることでカビが生えて、住人の健康にも良くない影響を与えることも。

それだけでなく、雨水は電気の配線にも影響することがあり、漏電や火事の危険性も非常に高くなります。
小さな雨漏りだからと放っておくと、後々大きな修理費用がかかってしまったり、取り返しのつかない状況に陥ってしまう可能性も考えられます。

雨漏りと水回り設備の関係

あまり知られていないのが、雨漏りと水回りの設備の関係です。

雨水が建物の中に入ってくると、給水管や排水管の周りの湿度が高くなり、配管などへのダメージが懸念されます。
特に金属でできた配管は湿気で錆びやすくなるため要注意。
また床下や壁の中がじめじめした状態が続くと、配管をつなぐ部分に使われているゴムのパッキンなども早く劣化してしまいます。

木造住宅では床の木材が腐ると、床下にある給水管や排水管を支えている部分が弱くなり、管の歪みや損壊に繋がる危険性も。

このように、雨漏りは住宅の水回り設備全体に連鎖的に影響することがあるため、早めに見つけて早めに対策することがとても大切になんです。

家庭でできる梅雨前の点検ポイント

専門業者による本格的な点検も大切ですが、まずは自分でもできる基本的なチェックから始めてみましょう。

屋根・外壁の目視チェック

安全に気をつけながら、屋根や外壁の様子を目で確認してみてください。
瓦がずれていたり、外壁にひび割れがあったりすると、そこから雨水が入ってくる可能性があります。

雨樋(あまどい)の状態も大事なポイントです。
落ち葉やゴミが詰まっていると、雨水があふれて外壁を伝って建物の中に入ってくることがあります。
雨樋のつなぎ目に隙間ができていないかも併せて見ておきましょう。

他にも、窓の周りにあるシーリング材(隙間を埋めているゴム状の材料)の状態も確認しておいてください。
古くなってひび割れがあると、そこから雨水が浸入する原因になります。

室内の水回り設備点検

室内では、天井や壁にシミや色が変わっている部分がないかを確認します。
特に、上の階にトイレやお風呂がある場合は、その真下の天井を重点的にチェックしてみてください。

水回り設備そのものの点検も忘れずに行いましょう。
蛇口周りの水漏れ、トイレタンクの調子、お風呂の排水の流れ具合など、普段使っていて気になることがあれば覚えておきます。

キッチンや洗面所の床が濡れやすくなっていないか、排水口から変な匂いがしないかなど、日常的に気づく変化も大切な点検ポイントです。
また湿度の高い場所では配管に水滴がつくこともよくあります。
給水管に水滴がついていないか、配管の周りにカビが生えていないかもついでに確認しておきましょう。

プロによる総点検で安心の梅雨対策を!

住居、特に築年数の経ったものの場合、自分でできる点検にはどうしても限界があります。
本格的な梅雨シーズンを安心して迎えるためにも、工務店や水道業者などのプロによる総合的な点検を受けることをおすすめします。

プロの点検なら、自分ではなかなか確認できない床下や壁の内部まで詳しく調べることができますよ。

私たち「くまもと水道職人」では、住宅内外の水回り設備を総合的にチェックさせていただき、住居に与える影響から、日常的なお手入れ方法まで、プロの目線からアドバイスいたします。

梅雨は毎年必ずやってきます。
6月11日の雨漏り点検の日をきっかけに、年に一度の住宅点検を習慣にしてみませんか?
小さな点検の積み重ねが、住宅を長持ちさせて、快適な住環境を保つコツと言えます。

監修者

監修者の写真

主任

平野 勝

《略歴》

2017年株式会社N-Visino入社後、弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを履行。
水回りの小さなトラブルから建物全体のメンテナンス、リフォームに至るまで、水に関わるあらゆるお悩みをお客様の目線に立ち、お客様とともに解決してまいりました。
年間約600件の現場へ実際に立ち会い、培った水のプロフェッショナルとしての経験を活かし、当コラムでは水にまつわる幅広い知識を届けたいと考えています。

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