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水のコラム

油や洗剤を捨てる方法は?安全に捨てる方法や注意点をご紹介!

2023年02月15日 水回り


古くなった油や使用したものを、どのように処理していますか。捨てる方法を間違えると、大きなトラブルに発展します。そのまま流すことは危険だと知っていても、安全に捨てる方法はあまり知られていないのではないでしょうか。


この記事では安全に捨てる方法や、注意点などを紹介していきます。また、それらだけでなく日用品のなかにも決まりがあるのです。しっかり把握して、正しい処分をおこないましょう。



安全に油を捨てる方法


キッチンでよく使用されますが、排水口トラブルでいちばんつまりやすい原因です。処分方法を間違えると固形石鹸のように固まり、ほかの汚れを巻き込みながら配管内を狭めていきます。厄介な汚れであるため、取り扱いに注意してください。


紙パック使用する
牛乳パックの空き箱を利用する方法があります。パックの中に新聞紙などを詰め込み、冷えた油を注ぎ込んでください。新聞紙が無い場合は、油を吸い取る布で問題ありません。最後に紙パックの口を塞ぎ、燃えるゴミとして処分します。


ビニール袋やレジ袋を使用する
ビニール袋やレジ袋を使用する方法もおすすめです。油が漏れ出さないように、袋を二重にしておきましょう。その中に新聞紙や布を入れて、冷えた油を注いでいきます。新聞紙などに水を染み込ませると、自然発火防止もできて安全です。


油凝固剤を利用する
凝固剤はスーパーやホームセンターでも入手できるアイテムです。冷えた油に凝固剤を入れ再加熱させれば、そのまま固まり燃えるゴミとして処分ができます。再加熱時には目を離さず、説明書や使用上の注意を守って使用してください。


キッチンペーパーで吸い取る
フライパンや鍋だけに、油が残るわけではありません。食事を食べ終えたお皿にも大量に付いています。食器用洗剤で洗う前に、キッチンペーパーで吸い取ることをおすすめします。


安全に洗剤を捨てる方法


想像していたものと違っていたり、肌に合わなかったりした洗剤の処分は、どのようにすればよいのでしょうか。もちろんそのまま流すことは危険です。ここからは、洗剤を安全に処分していく方法を紹介します。


洗濯洗剤や柔軟剤を捨てるには
洗濯洗剤などは、燃えるゴミとして処分することが一般的です。しかし、液体のまま袋に入れて処分することはやめましょう。回収車や処理場でトラブルになる場合もあるのです。


固形のタイプなら、そのまま指定の袋へ入れて処分しても問題ありません。液体の場合には、ビニール袋にキッチンペーパーや布などを入れ、染み込ませてから処分してください。正確な処分方法は、住んでいる自治体に確認しましょう。


塩素系漂白剤を捨てるには
塩素系の漂白剤も、燃えるごみとして処分できる自治体が多いようですが、注意点もあります。塩素系の液体は、酸性と混ざると有毒ガスが発生する場合があるのです。捨てる場合は、混ざり合わないかを確認してから捨てましょう。


洗剤などと同じように、ビニール袋に新聞紙などを入れ吸い込ませる形で処分してください。飛び散ると周りに被害が及びます。また1つの袋に1つの洗剤といったように、小分けして捨てることが大切です。


食品から出る油や日用品の捨て方


食品から出る油や日用品の捨て方を紹介します。どのように捨てたらよいのか困った方は参考にしてください。


食品の油
缶詰やカレー鍋にこびりついた油は厄介です。そのまま排水口へ流してしまいたくなりますが、これらもトラブルを引き起こします。缶詰から出る食品の油は、余分な油をキッチンペーパーで取り除いてから使用することがおすすめです。


カレーやお皿についた油分も、洗う前にペーパーで拭き取りましょう。鍋にこびりついたものは、新聞紙や布で拭き取る方法がおすすめです。少量でも蓄積されると、トラブルの原因になるため注意してください。


小麦粉などの粉類
小麦粉は、水と合わさることで粘り気が出てしまいます。接着剤や粘土と同じ役割があるのです。そのまま流すと配管内部に貼りつき、確実に排水口は詰まってしまうため注意してください。


小麦粉は、そのまま燃えるゴミとして処分してください。舞い上がるのが気になる人は、ビニール袋に入れてから指定ゴミへ入れると良いでしょう。また調理中に散らばったものは、濡らした紙でよく拭き取ってかた捨てましょう。


熱湯の捨て方
ラーメンやうどんを調理した際の熱湯を、排水口へそのまま流す場合は注意が必要です。熱湯をそのまま流すと、配管が変形する可能性があります。一般的には塩化ビニル樹脂を使用していますが、62〜72℃ほどで軟化すると言われています。


そのため調理した際は、熱湯を冷ましてから流しましょう。また冷水を一緒に流す方法もおすすめです。


塗料の捨て方
ペンキなどの塗料類は、有害物質が含まれているため洗い流さないでください。配管を詰まらせるだけでなく、環境汚染につながることも考えられます。また下水まで塗料が流れると、大きな被害を引き起こす可能性もあるのです。


油性塗料はしっかりと新聞紙で拭き取り、燃えるゴミとして捨ててください。ローラーやハケ、作業用の容器などは、拭き取りをしたあとにペイント薄め液を使用してください。薄め液ですすいでから、洗剤を使用して洗い流す方法がおすすめです。


油や洗剤を捨てるときの注意点


油や洗剤を捨てる際に注意しなくてはならないのは、2つの項目になります。これらを注意しておかなければ二次被害に陥ることも考えられるため、確認をしておきましょう。


混ぜると危険な成分もある
油を捨てるときの注意点として、必ず冷ましてから捨てるということが大切です。吸い取った新聞紙や紙から、自然発火を起こす可能性もあります。そのため、紙には少量の水を含ませてから捨てるように心がけましょう。


また洗剤の場合は、ほかの成分と混ぜてしまうと有毒ガスが発生することもあります。洗剤や薬剤の注意点をよく確認しておきましょう。容器や袋に「まぜるな危険」と記載されている場合は別に入れて、ほかの成分と混ざらないようにしてください。


1つ1つの袋に小分けして捨てると安全
1つ1つの袋に小分けして処分をすると安全です。指定のゴミ袋があるときは、ゴミ袋に対して1種類の液体や油を入れる方法を徹底してください。回収車の中で自然発火を起こすと大変なことになります。


ひとりひとりが少しの気遣いをするだけで、処分に困るゴミは安全に捨てることが可能です。ビニールパックなどは100均でも購入できるため、小分け袋として準備しておくと良いでしょう。


まとめ


ここでは安全な処理方法を紹介してきました。液体であるものは、紙で吸い取ったあとに袋へ入れて燃えるごみとして処分しましょう。


また排水口につまりやすい、小麦粉やペンキなどは洗面台やキッチンに流さないように注意してください。環境汚染につながる可能性もあるため、塗料は新聞紙で拭き取り可燃ゴミで処分したり、容器は薄め液を使用してすすいでから洗いましょう。


自治体によっては、方法が異なる場合もあります。この記事で紹介したものと違う方法を確認したい場合は、処理場へ必ず問い合わせをしてください。なかには引き受け不可のものがあるため注意しましょう。



監修者

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主任

平野 勝

《略歴》

2017年株式会社N-Visino入社後、弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを履行。
水回りの小さなトラブルから建物全体のメンテナンス、リフォームに至るまで、水に関わるあらゆるお悩みをお客様の目線に立ち、お客様とともに解決してまいりました。
年間約600件の現場へ実際に立ち会い、培った水のプロフェッショナルとしての経験を活かし、当コラムでは水にまつわる幅広い知識を届けたいと考えています。

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