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水のコラム

トイレの手洗い管の種類と交換手順を解説

2023年12月07日 トイレのメンテナンス

「トイレの手洗い管の種類や清掃方法は?」「業者に依頼した際の費用相場を知りたい」「トイレの手洗い管の交換手順は?」生活に必要不可欠なトイレ。その構造は意外と知られておらず、トラブルが起こったときの対処が素人では難しいという声も多くあります。


本記事では、トイレの手洗い管交換について、網羅的に解説していきます。水回りのトラブルが起きている方、すぐに直したい方、安心して依頼できる業者を探している方は、ぜひ最後までご覧ください。



トイレの手洗い管の種類


まずは、トイレの手洗い管の種類について解説していきます。ここでは、以下の4つのタイプを紹介します。



  • 一体型タイプ

  • キャビネットタイプ

  • カウンタータイプ

  • 壁付けタイプ


それぞれ見ていきましょう。


一体型タイプ


一体型タイプの手洗い管は、トイレの水流と連動して手洗いができる便利な装置です。一体型なので、トイレの上部に手洗いボウルが付いており、水を使って手を洗えます。


手洗いノズルは、水流が直接出てくるタイプや、噴水状に水を放出するタイプがあります。一体型タイプは、手洗いスペースを有効活用できるうえに、トイレと手洗いが一体化しているため、スッキリとしたデザインになる点がメリットです。また、手洗い後の手指衛生が簡単に行えるため、清潔さを保つことができます。


キャビネットタイプ


キャビネットタイプの手洗い管は、トイレの手洗いスペースに収納可能なタイプの装置です。キャビネットの中に手洗いボウルや水槽、水道管などが収納されており、手洗いのたびに引き出して使用します。


収納されているため、手洗いスペースを省スペースにすることができ、トイレのデザインをすっきりとさせることができます。キャビネットには、ハンドソープやタオルなどを収納するスペースもあり、使い勝手が良いものが多いです。また、一体型と比べると取り付け時の自由な位置調整ができるため、設置場所に合わせた工夫ができます。


カウンタータイプ


カウンタータイプの手洗い管は、トイレの上にカウンターを設置し、その上に手洗いボウルや水槽、蛇口を配置する形式の装置です。


カウンタータイプは、一体型やキャビネットタイプと比べてカウンターの大きさや形状を自由に選ぶことができ、デザイン性に優れています。また、カウンター上には手洗いに必要なアイテムや洗面台を設置できるため、収納スペースを確保することもできます。


一部のカウンタータイプには、ミラーや照明も付属しており、利便性を高めることができます。設置場所や予算に合わせて選ぶことができる便利な手洗い管の一種です。


壁付けタイプ


壁付けタイプの手洗い管は、壁に取り付けられる形式の装置です。手洗いボウルや水槽、蛇口などが壁面に設置され、手洗いスペースが確保されます。


壁付けタイプはスペースを有効に活用できるため、狭いトイレや洗面所にも適しています。また、壁面に取り付けることで、床面の掃除がしやすくなり、清潔さを保つことができる点も魅力です。デザインもさまざまなバリエーションがあり、インテリアに合わせて選ぶことができます。一体型やカウンタータイプと比べると、シンプルでスタイリッシュな雰囲気を演出できます。


トイレの手洗い管の清掃方法


ここからは、トイレの手洗い管の清掃方法を解説していきます。ここでは、以下の2パターンに分けて解説します。



  • 一体型の場合

  • 独立型の場合


それぞれ確認してください。


一体型の場合


一体型のトイレの手洗い管の清掃方法は、以下の手順で行います。


まず、ボウル内部に洗剤を使い、ブラシやスポンジでよくこするように洗います。次に、水道の蛇口から流れる水でボウルを十分にすすぎます。水を流しながら、ホースや水道管の表面も洗剤で清掃し、汚れや垢を落とします。最後に、清潔な布でボウルや蛇口を拭き上げます。


定期的に行うことで、手洗い管の清潔さを保ち、衛生状態を維持することができます。


独立型の場合


独立型のトイレの手洗い管の清掃方法は、以下の手順で行います。


まず、手洗いボウルに洗剤を使って内部をよくこすります。次に、水道の蛇口から流れる水でボウルを十分にすすぎます。その後、手洗いボウル以外の部分、特に蛇口やホースの表面も洗剤で清掃し、汚れや垢を落とします。最後に、清潔な布で手洗いボウルや蛇口を拭き上げます。


定期的にこの清掃を行うことで、手洗い管の衛生状態を維持し、清潔な状態を保つことができます。


トイレの手洗い管のトラブル


ここからは、トイレの手洗い管のとくに多い3つのトラブルについて解説していきます。



  • 水漏れ

  • 水が出ない

  • 破損


それぞれ見ていきましょう。


トラブル①水漏れ


トイレの手洗い管のトラブルのひとつ「水漏れ」は、水が不要な場所から漏れ出す現象です。水漏れの原因としては、ホースや蛇口の破損、パッキンやゴムパーツの劣化、接続部の緩みなどが考えられます。


水漏れが発生した場合は、まず水の供給を止め、漏れている箇所を確認し、破損や劣化した部品を交換する必要があります。また、接続部の締め直しやゴムパーツの調整も行います。水漏れは無視せず、早急に対処することが重要です。


トラブル②水が出ない


トイレの手洗い管のトラブルのひとつ「水が出ない」は、手洗いボウルから水が正常に供給されない現象です。この問題の原因としては、蛇口が閉じられている、供給元のバルブが閉まっている、水道管に詰まりや凍結があるなどが考えられます。


まずは蛇口がしっかりと開いているか、バルブが正常に開いているか確認しましょう。また、水道管に詰まりがある場合は、プロの配管業者に相談することが必要です。凍結による問題は、暖房やお湯などを使用して凍結を解消するか、専用の溶かし剤を使用するなどの対策が必要です。


トラブル③破損


トイレの手洗い管のトラブルのひとつ「破損」は、手洗いボウルやホース、蛇口などの部品が壊れた状態です。この問題の原因としては、老朽化や使用の過程での衝撃や急激な水圧の変化が考えられます。


破損が発生した場合は、当該部品の交換や修理が必要です。まず、破損箇所を特定し、対応する部品を調達します。交換や修理には専門知識や適切な工具が必要なため、プロに依頼することも検討しましょう。適切な対応をすることで、手洗い管の機能を正常に戻し、快適な使用が可能となります。


こちらの記事ではトイレの手洗い場のトラブルが発生した場合の修理方法について解説しています。あわせてご覧ください。


トイレの手洗い場のトラブル修理はどうすればいい?水漏れ・水が出ないケースを検証


トイレの手洗い管の交換手順


次に、トイレの手洗い管の交換手順を解説します。一般的な手順は以下の5ステップです。



  1. 道具と部品を用意する

  2. タンクのフタを開ける

  3. 部品を交換する

  4. タンクのフタを閉める

  5. 動作を確認する


それぞれ確認してください。


手順①道具と部品を用意する


トイレの手洗い管の交換には、以下のような道具と部品が必要です。たとえば、モンキーレンチやプライヤーなどの工具が必要かもしれません。これらの工具を使って、接続部の締め直しや部品の取り外しを行いましょう。


また、部品の交換には適切なサイズの新しいホースや蛇口、パッキン、ゴムパーツなどが必要です。交換前に旧部品を取り外し、新しい部品と比較しながら適合するか確認しましょう。部品交換の際には、必要に応じてシーリング材やプラムバーを使用する場合もあります。道具と部品を用意して、交換作業に取りかかることで、正確かつ効率的に手洗い管の交換を行うことができます。


手順②タンクのフタを開ける


タンクのフタを開ける前に、まず水道の給水を止めましょう


フタを開ける際には、通常ボルトやネジで固定されているので、それらを緩めて外します。フタが外れたら、タンク内の水位が低くなるので、水位が下がるまで待ちます。水位が下がったら、手洗い管やその他の部品にアクセスするために、タンク内をよく観察してください。また、フタの内部にあるフロートバルブや配管なども確認し、必要に応じて調整や取替を行います。


タンクのフタを開けることで、手洗い管の交換作業に必要な部品にアクセスでき、作業がスムーズに進められます。


手順③部品を交換する


交換する部品は、古いものを取り外し、新しい部品と入れ替えます。たとえば、手洗いボウルを交換する場合は、元のボウルを取り外し、新しいボウルを取り付けます。ホースや蛇口の交換の場合は、適切な工具を使って接続部を緩め、古い部品を取り外し、新しい部品を取り付けましょう。


部品の取り扱いには注意が必要であり、正しい取り付け方を守り、適切な力で締め付けることが重要です。

部品を交換し終えたら、タンク内の水位を元に戻します。


手順④タンクのフタを閉める


部品の交換が完了したら、タンクのフタを閉めます。フタを閉める前に、周囲の部品や接続部を確認し、異常な箇所がないかを確認します。また、フタを閉める際には、フタが正しく位置に収まるようにし、ボルトやネジをしっかりと締めましょう。


フタが正しく固定されていることで、タンク内の水が外部に漏れることを防ぎます。フタが閉まったら、水道の給水を再開してタンクを満たし、次の動作確認に移ります。水が漏れず、手洗いボウルや蛇口が正常に動作するかを確認して作業を完了させましょう。


手順⑤動作を確認する


部品の交換が完了した後は、タンクのフタを閉めた後に動作を確認しましょう。水道の給水を再開し、タンク内を満たします。そして、便器の流水や手洗いボウルの水が正常に流れるか確認します。便器の流水はスムーズに流れ、水位が適切に上がり、停止するところまで確認してください。


なお、手洗いボウルの水は正常に出てくるか、フロートバルブが適切に作動しているかも確認しましょう。また、蛇口やホースの接続部分に水漏れがないかも確認します。動作確認が完了したら、トイレの使用時に問題が生じないことを確認して作業を終了します。


業者に依頼した際の費用相場


トイレの手洗い管の交換を業者に依頼する場合、費用は複数の要素によって異なります。具体的な費用相場は地域や業者によって異なる場合がありますが、一般的には作業時間や部品の種類によって変動します。


手洗い管の交換作業にかかる時間は約1〜2時間程度とされており、部品の費用も考慮に入れる必要があります。交換作業の一般的な費用相場は、3,000円から7,000円程度となることが多いですが、特殊な工事や状況によっては1万円〜1.5万円程度と高額になる場合もあります。正確な費用は業者に見積もりを依頼して確認することをおすすめします。


トイレの手洗い管交換は道具と部品の用意から


トイレの手洗い管の交換作業を行うには、最初に必要な道具と部品を用意する必要があります。基本的には、ネジを開け閉めするものやプライヤーがあると良いでしょう。


また、手洗い管の交換には適切なサイズの新しいホースや蛇口、パッキン、ゴムパーツなどの部品も必要になることがあります。これらの道具や部品は、作業を円滑に進めるために事前に用意しておく必要があります。道具や部品の選定は、交換作業に合わせたサイズや材質を選ぶことが重要です。正しい道具と部品を用意しておくことで、手洗い管の交換作業をスムーズに進めることができます。ただし、複雑な作業になったり衛生面の懸念があったりするため、不安な方は業者への依頼も検討してください。


くまもと水道職人では、水道局指定店として水回りに関するさまざまなトラブルに対応しています。24時間365日受付・ご訪問を行っているので、今すぐ相談したい場合もお気軽にご連絡ください。



監修者

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主任

平野 勝

《略歴》

2017年株式会社N-Visino入社後、弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを履行。
水回りの小さなトラブルから建物全体のメンテナンス、リフォームに至るまで、水に関わるあらゆるお悩みをお客様の目線に立ち、お客様とともに解決してまいりました。
年間約600件の現場へ実際に立ち会い、培った水のプロフェッショナルとしての経験を活かし、当コラムでは水にまつわる幅広い知識を届けたいと考えています。

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