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水のコラム

破損や劣化による水漏れが多い洗面所

2021年03月26日 洗面所のトラブル

破損や劣化による水漏れが多い洗面所
洗面所で水漏れが発生している場合、部品の劣化や破損の可能性が高いです。
まずは水漏れをしている箇所を特定し、応急処置をしてから自分で改善できるか検討してみましょう。
自分では無理そうだと判断したら、業者に依頼をして早急に直してもらうべきです。

マンションでは早急な原因の特定が必要

水漏れをそのまま放置しておくと、水道代がどんどん上昇してしまいます。
また、アパートやマンションのような集合住宅であった場合には、水漏れしていることで下層階に被害を出してしまうこともあります。
特に洗面所は台所やトイレに比べて水漏れの発見が遅れることも多いので、普段から注意しておくとよいでしょう。

トラブルを避けるためには、まず早急に原因を特定することが大切です。
洗面所で水漏れを発見したら、雑巾とバケツを用意し、少量の水を出してどこから水が漏れているのか確認します。
特にホースや配管の繋ぎ目はパッキンが使用されていることが多く、部品の劣化で水漏れが発生しやすい箇所です。
パッキンの劣化ではなくても、配管自体が破損している可能性もあるので、まずは部品の繋ぎ目を確認してみましょう。

もし発見できない場合には、ホースや配管に穴が開いていることもあるので、流れ出している水を辿って探します。
住宅によっては、洗面台の横に洗濯機が設置されていることもあります。
この場合には洗濯機からの水漏れも疑ってみましょう。
水漏れ箇所が特定できたらすぐに水を止め、止水栓を締めておきます。

原因によっては自分で対処できる場合もありますが、場所によっては自分ではどうにもならないこともあります。
その場合には業者へすぐに依頼しますが、賃貸住宅の場合には管理会社や大家に連絡をすれば、すぐ水道業者に連絡をしてくれますし、経年劣化による部品の破損などの場合、料金も管理者側が持ってくれます。

止水栓を止めて応急処置を施す

水漏れが発生している箇所が特定できたら、すぐに応急処置を施しましょう。
まずは洗面台に流れてくる水を止める必要があるので、止水栓をしっかりと締めます。
これが基本中の基本になるので、止水栓の場所はきちんと把握しておくことが大切です。
逆に止水栓を止めていないと、どのような方法で応急処置をしてもきちんと水を止めるのは難しいでしょう。

自分で修理するのは難しいと判断した場合には、すぐ業者へ連絡をします。
業者の人が来るまでの間も、当然応急処置が必要ですが、やはり最初に止水栓を締めることが重要です。
それでも水がたれてくる場合には、自己融着テープを使用する、タオルを巻きつけるなどの応急処置をしましょう。

もし自分で交換できると判断したら、まず必要な工具類を用意します。
工具はどこから水漏れが発生しているのかで使用する物が変わります。
基本的にはモンキーレンチやマイナスドライバー、プライヤーがあれば対処できるでしょう。
次に交換する部品を用意しますが、交換部品はできる限り今まで使用されていた物と同じメーカー、同じ形の物を使わないといけません。
違うメーカーでは、たとえ同じような形をしていても、使えないことがあるからです。
当然形が違えば使用することはできないので、間違えて購入しないように注意しましょう。
交換部品が用意できたら作業を開始。終了したら水漏れが発生していないか確認し、問題なければ終了です。

パッキンの交換なら自力で行うことも可能

目に見えている配管の交換や、パッキンの交換なら自力で行うことも可能です。
特にパッキンの交換は比較的簡単なので、やり方さえわかれば初めてでもうまくできる可能性は高いでしょう。
ここからは、パッキンの交換を行う際の注意点を見ていきます。

洗面所に使用されている蛇口には、たくさんのパッキンが使用されています。
例えばハンドルの内部、蛇口と本体の繋ぎ目、給水管と繋がっている脚と本体の接続部分などです。
レバーや本体のタイプによって多少使用されている場所は異なっていますが、複数の箇所で使用されていることに変わりはありません。
重要なのは、現在使用されているのと同じ種類やメーカーのパッキンを購入すること、同じサイズのパッキンを購入することです。
そして取り外しに必要な工具類を揃えておけば、後は止水栓を止めてしまえば作業を行えます。
取り外したときには、元通りに組み立てられるように、部品が取り付けられている順番などもきちんと覚えておきましょう。
交換が終わったら、いきなり大量の水を流さないように、ゆっくりと止水栓を開けて水漏れのチェックを行います。
もしうまくできないようなら、無理をしないで業者に依頼をした方が無難です。

洗面所に使用されているパッキンやナットなどの交換もお任せ

洗面所で水漏れをしているけれど、自分で直す自信がない人もいるでしょう。
パッキンの交換は比較的簡単に行えますが、自信がなければお気軽にくまもと水道職人までご相談ください。
熊本市や八代市、荒尾市や玉名市、合志市をはじめとした熊本県全域に対応しています。
パッキンの交換だけではなく、ハンドルやナットなどの部品交換も対応可能なので、安心してお申し付けください。

監修者

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主任

平野 勝

《略歴》

2017年株式会社N-Visino入社後、弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを履行。
水回りの小さなトラブルから建物全体のメンテナンス、リフォームに至るまで、水に関わるあらゆるお悩みをお客様の目線に立ち、お客様とともに解決してまいりました。
年間約600件の現場へ実際に立ち会い、培った水のプロフェッショナルとしての経験を活かし、当コラムでは水にまつわる幅広い知識を届けたいと考えています。

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