トイレの便器は詰まる！詰まりの原因と解決方法を紹介！

トイレは詰まることがある

毎日の生活を送るうえでトイレの存在は欠かせません。トイレを使用しないで生活を送るのは不可能であり、毎日複数回使用することもあります。私たちの生活と密接に関わっているトイレですが、トラブルもつきものです。

代表的なトラブルが詰まりであり、場合によっては大きな被害に発展する恐れもあります。詰まりを発生させないことはもちろん、二次災害への発展を防ぐためにも、今回紹介する二次災害の危険性や詰まりの原因を参考にしてください。

トイレの詰まりは二次災害に発展する

単なるトイレの詰まりといって軽視してはいけません。詰まりを放置し、詰まりが生じている状態でさらに水洗を行ってしまうと便器から水が溢れ出し二次災害に発展する恐れがあります。二次災害は場合によっては大きなトラブルにつながるため避けなくてはなりません。個人だけの問題では済まない場合もあるため、二次災害の予防が大切です。

・床上浸水につながる

溢れた水が便器から漏れ出すと床上浸水につながります。一般的にはトイレの床に排水口は設置されていないため、溢れた水は床に広がってしまいます。単なる水であれば拭き取るだけで済みますが、トイレの場合はそうはいきません。汚水が溢れる可能性もあるのです。汚水が床上浸水してしまうと悪臭の原因にもなります。その後の生活にも支障をきたすこともあるため床上浸水には注意が必要です。

・衛生的に好ましくない

汚水が漏れ出した場合、汚水には病原菌が含まれている可能性があるため危険です。掃除をする際は決して素手で掃除してはいけません。ビニール手袋などを使用して直接触れない工夫をしましょう。汚水の掃除は確実に行う必要があり、床に残してはいけません。必ずアルコールなどで除菌活動を行いましょう。

・漏電の恐れもある

漏れた水がコンセントや便座のコードなどに触れると漏電の恐れがあります。水が電源に触れている場合は作業を行ってはいけません。必ず専門業者に依頼して指示を仰ぎましょう。悪臭が気になるかもしれませんが、漏電の危険は避けなくてはなりません。危険を避けるためにも作業を中断する必要があります。

詰まりの原因を紹介

トイレが詰まる原因はいくつかあります。以下に紹介する詰まりの原因は主なものであり、最低限避ける必要があるものです。

・トイレットペーパーの流しすぎ

トイレの詰まりの最も大きな原因のひとつがトイレットペーパーの流しすぎです。トイレットペーパーを一度に大量に流してしまうと排水管内で詰まってしまいます。トイレットペーパーは水に溶けやすく作られているものの、排水管に流せる量には限界があります。流す際は小まめに流すようにしましょう。

・異物が原因になる

ピアスやハンカチ、タオルなど本来流さない物を誤って落としてしまい、そのまま流してしまうことにより詰まりが生じてしまいます。異物を落としてしまった際は流すのではなく取り除く必要があります。仮に流せそうに見えたとしても排水管内は細くなっているため内部で詰まってしまう場合もあります。そうなると大掛かりな工事が必要になるため、不要なリスクを避けるためにも異物は流してはいけません。

・ペットの糞を流してしまう

ペットの糞を流していまい、詰まりが生じてしまうことがあります。ペットの糞自体が問題なのではなく、糞と一緒に便器に流そうとするティッシュが原因になります。ティッシュは水に溶けにくく作られていないためトイレに流せません。水に溶けやすいティッシュも販売されていますが、トイレットペーパーと比較すると水に溶けにくいため、トイレットペーパーと同じように流してしまうと詰まりが生じてしまいます。

詰まりが発生した際の対処方法

詰まりが生じた際はなるべく早急に対処する必要があります。汚水をそのまま便器に残しておくことは衛生的に好ましくありませんし、誤って再度水洗をすると水が溢れてしまいます。

・詰まりの原因を取り除く

詰まりが生じた際は、最初に詰まりの原因を取り除きましょう。決して水洗をしてはいけません。原因となっているものを直接取り除くことで状況が改善できるはずです。取り除いても解決しない場合は、排水管内部で詰まりが生じている可能性があるため専門業者に依頼しましょう。

・ラバーカップを使用する

軽度な詰まりであればラバーカップを生じてトラブルを解決できます。ラバーカップはホームセンターなどで入手でき、簡単に使用できるため万が一に備えて常備しておくのもおすすめです。

水回りでお悩みの際はくまもと水道職人にお電話ください

くまもと水道職人では、熊本市の他、八代市、天草市、玉名市、人吉市、益城町、大津町など熊本県全域で水回りのトラブルの解消をお手伝いしています。信頼できるスタッフが原因に応じて適切に対応します。水回りでお困りであれば、どのようなお悩みでもお気軽にお電話ください。

監修者

主任

平野 勝

《略歴》

2017年株式会社N-Visino入社後、弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを履行。
水回りの小さなトラブルから建物全体のメンテナンス、リフォームに至るまで、水に関わるあらゆるお悩みをお客様の目線に立ち、お客様とともに解決してまいりました。
年間約600件の現場へ実際に立ち会い、培った水のプロフェッショナルとしての経験を活かし、当コラムでは水にまつわる幅広い知識を届けたいと考えています。